
この度、HENKYOでは12/19(金)より3名のペインターによる展覧会「The Portraits」を開催いたします。 本展は、それぞれが独自のアプローチから“ポートレート”という題材に向き合い、その多様な可能性を提示するグループ展となります。
3つの異なる表現は、個・身体・記号といった要素をそれぞれの方法で扱いながら、「肖像とは何を映し出すのか」という問いを共有しています。
個人の特徴、身体に刻まれた痕跡、制度化された図像──それらはすべて、人を捉えようとする試みの異なる側面です。
本展に並ぶ作品群を通して、鑑賞者は3つのまなざしが交差する空間で、ポートレートという概念が静かに変容していく様を体感することになるでしょう。
Filip Mirazovic
フィリップ・ミラゾヴィッチ

1977年セルビア(旧ユーゴスラビア)生まれ。1992年にフランスに移住し、パリのエコール・デ・ボザールで学んだ。
ミラゾヴィッチは自身の実践を古典的画家の系譜に位置づけている。 2009年以降、風景やインテリアを描いた様々なキャンバス作品を手がけており、西洋文化の認識可能な要素を基盤 としつつ、それらを揺るがし問い直す作品群を構築している。
現在はパリを拠点に活動。
笹本 明日香 Asuka Sasamoto

1984 アラスカ州(アメリカ)生まれ
東京在住
2008 年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
2025
「FACE 選抜作家小品展 2025」(REIJINSHA GALLERY、東京)
「第 36 回美浜美術展」(美浜町生涯学習センターなびあす、福井)
「第 8 回宮本三郎記念デッサン大賞展」東京巡回展(世田谷美術館、東京)
「第 8 回宮本三郎記念デッサン大賞展」小松展(小松市立宮本三郎美術館、石川) 「ACT アート大賞展 2025」(The Artcomplex Center of Tokyo、東京) 「ミットライト_そして」(TURNER GALLERY、東京)
「FACE 展 2025」(SOMPO 美術館、東京)
2024
「Idemitsu Art Award 展 2024」(国立新美術館、東京)
2023
「第 4 回公募 アートハウスおやべ現代造形展」(アートハウスおやべ、富山)
2022
「FACE 展 2022」(SOMPO 美術館、東京)
2019
「野良のつきあたり」(STUDIO ISSEI、東京)
「アクリルガッシュビエンナーレ 2018 入賞・入選展」(TURNER GALLERY、東京)
2017
「切断 vol.3」(アーツ千代田 3331・3331GALLERY、東京)
2015
「シブヤのタマゴ さよなら区庁舎」(旧渋谷区総合庁舎、東京)
「TWS-Emerging 2015【第 2 期】かけらと浮かぶ」(トーキョーワンダーサイト渋谷、東京)
2014
「トーキョーワンダーウォール 2014 入選作品展」(東京都現代美術館、東京) 「ワンダーシード 2014」(トーキョーワンダーサイト渋谷、東京)
2013
「ワンダーシード 2013」(トーキョーワンダーサイト本郷、東京)
2011
「ホルベイン PANPASTEL 展」(白木屋ギャラリー、栃木)
■受賞・入選
2025
第 36 回美浜美術展 入選
第 8 回宮本三郎記念デッサン大賞展 鈴木康広賞 ACT アート大賞展 2025 佳作
2024
FACE2025 入選
Idemitsu Art Award 2024 グランプリ
2022
第 4 回公募 アートハウスおやべ現代造形展 入選
2021 FACE2022 入選
2019
アクリルガッシュビエンナーレ 2018 入選
2014
トーキョーワンダーウォール 2014 入選 ワンダーシード 2014 入選
2013
ワンダーシード 2013 入選
高橋 文 Fumi Takahashi

2002年生まれ 東京都出身。 2025年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
主な展示
2022年 木々津鏡•高橋文2人展「スキンケアポーズ」 gallery33 東京
2024年 東京藝術大学油画学部三年展「INTRO1」代官山ヒルサイドテラス 東京
2024年「OPEN STUDIO 會見明也 木々津鏡 高橋文」 ABAB上野下スタジオ 東京
2025年 クドリック華子 近藤真由 高橋文 3人展「scratch draw graffiti[ひっかき•くみあげる•グラフィティ]」 東京
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The Portraits
Gallery HENKYO in Jingumae is pleased to present The Portraits, a group exhibition featuring three painters, opening Friday, December 19. This exhibition brings together three artists who approach the subject of “portraiture” from distinct and individual perspectives, offering a broad exploration of its diverse possibilities. Through differing modes of expression, each artist engages with elements such as the individual, the body, and the sign, while sharing a common inquiry: What does a portrait truly reveal? Personal characteristics, traces inscribed on the body, and institutionalized imagery all represent different attempts to apprehend the human presence. Encountering the works assembled in this exhibition, viewers are invited into a space where three distinct gazes intersect, quietly transforming the very notion of what a portrait can be.
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